BOASORTE 10

2010年11月05日

サッカー文化とクラブ経営

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先日長野の松本へ行きました。ちょうど良いタイミングでしたので、アルウィンへ行ってきました。現在JFLでJリーグ入りが近づいている松本山雅の試合があったからです。アルウィンは10年ほど前、建設の際に2ヶ月程度でしたが、バイトしに行っていたこともあり、個人的にとても思い入れのあるスタジアムです。

東京からでしたら中央道で3時間ほどで到着するので意外と近いですし、もし松本山雅に興味がある方は是非一度行ってみると良いと思います。写真ではわかりにくいですが、JFLにして素晴らしいフットボールの雰囲気が味わえます。

これはサッカー文化の根付きの一つではないのか?

日本には、スポーツ文化、サッカー文化が根付いていないと感じることはまだまだ多いのですが、JFLの松本山雅スタジアムの雰囲気を見て、少しプラスな印象を持ちました。

もちろん、このような雰囲気は、J1、J2でも全然見ることは出来ますし規模もデカイですが、今回は地方のJFLの試合でしたし、想像以上だったので感じるものは大きかったです。

というのは、応援団が熱いのはもちろんですが、家族連れ、小さい子供からお年寄りまでユニフォームを着たりしてスタジアムに来ており、チャンスになれば立ち上がり、ピンチになれば心配し、負けていても最後まで皆で応援している一体感や姿がありました。帰り道に兄弟と思われる子供の会話が聞こえてきましたが、その会話で自分の思いは確信しました。

これは、自分がブラジルで感じた田舎のスタジアムの姿に似たものがあり、小さなことですが、日本にも少しづつサッカーが根づいているんだなぁと思いました。

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松本山雅は急成長したのか?

私の知る限り、10〜15年前の山雅クラブは長野県内では多少は知られていても、全国的にはあまり知られていないクラブだったようにと思います。無名選手でも練習に参加したり、ちょっとうまければ登録出来たからです。実際に知人は当時の練習に参加したりしてました。

それがつい最近では地域リーグにも関わらず、天皇杯で浦和を破ったり、現在は、Jリーグ入りまであともう少しと言うところまできているクラブに成長しています。

パッと見、金をかけて一気に急成長したかのように見えますが、ただ単純に金をかけただけでは決してないと思います。Jを目指すと表明し、プランを立て、様々な修正をし、計画的に、地道に強化した結果だと私は思います。また、長野エルザ(現パルセイロ)と言う同じくJを目指すクラブもあり、長野市と松本市と言う地域的なこともあり、良い意味でライバルチームがあるのも大きいでしょう。ちょっと前まではどちらかと言えばパルセイロの方が良いサッカーをしていると聞いてました。

そして、長野県にはエプソンなどの企業もありますし、県や市のバックアップもされるようなので、資金的にも今のところ問題なさそうです。そして何よりあのサポーターとスタジアムですね。

それを表すように、長野県内(松本近辺)には松本山雅のステッカーを貼っている車や、ユニフォームを着ている方が多く見られました。

このように、サッカーとは地域に根付くものでもあります。最近忘れかけていた雰囲気が地方で味わえたこともあり書きました。Jクラブが今後増えすぎることに賛否両論あるかもしれませんし、もちろんプロである以上実力が伴わなければなりませんが、日本全国の市町村に大なり小なりのクラブがある状況も悪いことだけではないと感じます。

この日は敗れてしまいJ入りが厳しくなっているようですが、近いうちにJ2昇格するクラブであると思います。


もし、サッカークラブの経営理論についてや、マネジメントに興味があれば、規模は違いますが、こちらの本がお薦めです。


ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~



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サッカーのみならず、経営者や起業家にも非常にお薦めの書籍です。
3つの収益源と、経費と収益の適切な比率、クラブの3つの戦略方法が個人的にはとても勉強になりました。


その他・関連書籍


地域スポーツクラブのマネジメント ――クラブ設立から運営マニュアルまで――


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posted by y.peterpan at 22:44 | Comment(0) | FOOTBALL日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする